歯周内科

歯周内科治療は位相差顕微鏡で、口腔内に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、それらの微生物に感受性のある薬剤を選択し、細菌叢を非常にキレイな状態に改善することで歯周病を内科的に治す治療方法です。


従来非常に治りにくいと言われていた歯周病が内科的な考え方により、高い確率でキレイに改善するようになりました。
その治癒経過の確認のために治療前、治療後の比較できる動画管理システムを取り入れています。
治療前の非常に汚れた細菌叢が治療後は非常に短期間でキレイに改善し、術前、術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があります。
治癒経過は患者様自身が、はっきり自覚できる程、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。
以前は、長時間歯磨きや外科治療によって1〜2年の治療期間でそのようなキレイな細菌叢を獲得していました。
細菌叢が改善されたら、歯石を除去します。
その場合も、細菌叢が改善されていると、冷水痛が非常に少なくなります。
歯周内科治療は位相差顕微鏡、動画管理を有する施設で実施されます。


また、歯周内科治療で使用される薬剤ファンギゾンシロップ(アムホテリシンBシロップ)は、元々は歯周病の薬ではなく、体内の消化管にカンジダ菌(真菌)が増殖したときに使う薬です。
ただ消化管からはほとんど吸収されないので、通常、過量投与で全身障害が発現することはありません。



2週間後の口腔内の変化(患者さん105人)

歯ぐきからの出血 歯周ポケット プラーク 細菌数


有効率96.3% 著明に改善91.8%


顕微鏡検査では歯周病菌やカビ菌がほとんどの方に見られます。
顕微鏡で見ることで、今現在の菌の状態を確認することができ歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかがわかってきます。
さらに映し出された動画像を拡大表示する機能を用いる事で、治療効果のよりわかりやすい説明を聞く事が可能です。




☆歯周内科治療前後のサンプル動画☆



治療前(多数の活発な細菌) 少し気持ち悪いです。ご覧になる方はご注意ください。
治療後(細菌の減少)




☆ポケットプロービング画像と口腔内写真☆

歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットと言います。ポケットの深さを測り、
出血の有無を見ます。ポケットは、mm単位で測定します。


※こちらは、歯周内科治療前のポケットの深さを表したものです。
ポケットが深く、出血している箇所も多いです。
歯周病がかなり進行していることがわかります。





※こちらは、歯周内科治療後のポケットの深さを表したものです。
ポケットの深さが改善され、出血箇所も少なくなりました。


 治療前の口腔内画像         治療後の口腔内画像